トップ > VPKで富士山頂ご来光撮影計画 目次 > STEP5:初めてのプリント

 さて、127判の現像をしてくれる所は少なく、35mmに比べるとかなり高額である。加えて、フィルムを購入できるお店が北海道にしか無い。その北海道のお店で、訳あり品の127判フィルムを販売した。使用期限が本年いっぱいの、リバーサルフィルムである。白黒フィルムより安い。すぐに購入してしまった。
 商品到着後、2号機にリバーサルフィルムを装填して、近所で撮影を行った。続いて現像を頼むお店だが、前のチェーン店ではリバーサルを扱ってくれるか怪しいし、ラボの方でも127判フィルムの経験が少なそうである。
 ネットで127判フィルムの現像で検索してみると、東京のカメラ屋さんがよくヒットする。試しに電話してみた所、郵送でも現像をしてくれるとのこと。ちょうど東京に用事が有ったので、お店にフィルムを持ち込んでみた。
 リバーサルの現像代は、やはりモノクロやカラーより高かった。しかし、127判を見慣れているようで、特にフィルムについて細かく尋ねられる訳でもなく、あっさりと受け取ってくれた。
 現像代が高いと言っても、チェーン店の白黒フィルムよりは安かった。しかもL判のプリント価格は半値以下。このコンディションのカメラでダメなら、VPKは諦めよう。そう誓って、プリントもお願いした。
 現像にはやはり半月近くかかったが、納期通りにポジと写真が届いた。

 見てビックリ。予想以上の出来だった。ちゃんと写真になっている。
 しかし、太陽が照りつける中で撮った写真なのに、曇りのような暗さである。手ブレに気を使いすぎて、絞りすぎた。明るさを忠実に出すためには、もう少し絞りを開けないといけないらしい。
 すでに7月に入っていた。VPKが使えるのであればと、富士山の山小屋の予約を一応取っておいた。この2号機ならば、ご来光を撮ることが可能のようだ。
 高山病対策のために、休日はジョグ&ダッシュをしていた。500メートルほどダッシュをすると、頭が真っ白になり、酸欠のような状態になる。2kmジョグ、500mダッシュ、500mジョグ、500mダッシュ、1.5kmジョグと、5kmほど走り込んだ。ジョグでは学生に抜かれまくったが、ダッシュで抜かれることは無かったので、手抜きダッシュはしていなかったと思う。
 さて、トレーニングを頑張るほど、本番(富士山)で良い絵が撮れるための努力も、必然的に行うようになる。リバーサルフィルムは、絵は撮れるのだが、色合いがイマイチのように感じた。
 ふと、東京のカメラ屋の、店員さんの言葉を思い出した。
「127判のカラーフィルムを自作して、持ち込む方も結構おられますよ。」
127判カラーフィルム自作でネット検索していたら、確かに方法を紹介しているページがいくつか有った。方法はただ一つ。唯一127判フィルムより幅が広い120判(ブローニー)フィルムを、127判の幅にカットする事。そして、カットするための暗室(治具)としては、ブローニー用カメラを使う方法が簡単そうだった。
 早速、必要なものを安く売っている所を探し始めた。富士登山まで、もう余裕が無くなって来ていた。

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