トップ > VPKで富士山頂ご来光撮影計画 目次 > EPILOGUE1:ミラーレス一眼

 VPKを持って富士山須走口往復登山は、自分としては大成功であった。ただ、下りの砂走で経験不足のため足を痛め、下山後4日間ほどびっこを引いて歩き、また両足小指の紫色が肌色に戻るまで、1ヶ月ほどかかった。
 その年の秋、CANONがミラーレス一眼「EOSR」を発売した。EOS5DMarkⅣに比べたら安いが、レンズを含めると、やはりかなり高額である。
 翌年春、楽天市場でこの「EOSR」が、7割引で販売された。しかし限定3台。発売開始時間と同時にカートに入れたが、購入手続画面に移ったら、すでに完売となっていた。販売開始からおよそ10秒。どうやら、限定商品を1秒で購入するプログラムが存在するらしい。
 販売開始の前、「EOSR」の情報をかなり集めたので、購買意欲がくすぶりつつ残ってしまった。次に見た画面は価格.com。やはり、7割引で売っている所は無い。しかし、冬から春の花粉症が終わる頃まで、山にも行かず貯金していたので、買えない金額ではなかった。毎日価格のグラフを眺めていたら、各社棚卸しと思われる日が訪れ、価格グラフの谷間で購入してしまった。

 さて、カメラ本体を購入した以上、レンズも買わないとお話にならない。単焦点とズームがあるが、最初の一つとしては、やはりズームが欲しい。CANON従来のEFレンズと、「EOSR」用に開発されたRFレンズがある。「EOSR」を購入した以上、やはりRFレンズが良いだろうと思う。RFレンズのラインナップが4種類あり、そのうちズームは2種類。片方は重量が重く、その上、手が出ない価格であった。そういうわけで、レンズは「RF24-105mm F4 L IS USM」に決定。再び価格.comのグラフを眺め、谷間の日に購入。

 そして保護フィルム、持ち運び用の保護ケースも購入した。
 しかし、カメラをやっている親戚から、「レンズにはフィルタを付けないと」と言われ、幸運にも、フィルタをいただいてしまった。これで、「EOSR」の必要最低限の装備が整った。
 それからは休日遠出した時には、「EOSR」の練習を行った。一眼レフではなくミラーレス一眼なので、ファインダーをのぞかなくても、コンデジのように、モニターに景色が映る。また、カメラだけではなく、4Kビデオカメラとしても使える。
 とりあえず、設定をオートにして動画、静止画の切り替えを覚えた後、かすかな念願が頭の中をよぎった。
「これで富士山最難関の御殿場口を撮影し、御来光の写真もデジタルなデータとして欲しい」
花粉症の季節も過ぎ、再び山歩きを始めた。

EPILOGUE2

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