GTK(GIMP Tool Kit)+以前

1997年にWindows95搭載PC98で初めてパソコンに触れ、Microsoft Visual Basic 4.0を学び始める。 今世紀初頭の2001年にDVD-ROMドライブ搭載のWindows Me機を入手し、 大学生協で入手したVisual Basic 6.0(アカデミック版)をインストールして以降、 10年以上プライベートに使って来た。 思えば、MeがリリースされてからXPが登場するまで、わずかに1年と1ヶ月。 Windows史上、最も短命なOSであった。 フリーズした回数は数え切れないが、95と比べて格段に速くなっていた起動時間に感動したまま、 XPとVistaを知らずに時は流れた。


転換期が訪れた。ウィルス対策を施さなくても、感染してくれるウィルスに出逢えなかった幸運の一方で、 Internet Explorer 6以降でしか見られないサイトが増えて来た。 Meがサポートされているのは5まで。やむなく、戦力外通告を出すに至った。 64bit版登場前のWindows 7搭載機を購入したが、Wordのみを使い続ける日々に追われ、 保証期間を3日過ぎた後に、光学ドライブの動作が不安定な事に気付いた。 メーカーに修理を頼むと、低スペックのパソコンが1台買える金額を提示された。 しかも、故障箇所は調べられないとの事。 家電量販店の店員から、よく有る事と告げられ、自作の道を勧められる。 光学ドライブをどんどん使おうと思っていた矢先だったので、やむなく7機を売却し、パーツを集めて1台組めた。 これで、パーツの交換が自由にできるようになった。一方で、時代は64bitに移っていた。 Visual Basicは2010が登場しており、6.0の知識では応用が利かなくなっていた。 プログラミング支援ソフトはアカデミック版でないと、パソコン本体より高額である。 どうせ新しく学び直すのであれば、フリーでGUIなアプリを作れる物が無いかと、探してみた。 GTK+3.0…Windowsのライセンスを買う予算が足らず、Linuxを用いているが、 WindowsとLinuxの両方で使えそうな物が引っ掛かった。 LinuxもGTK+も初心者であるが、C言語の応用が利くかもと期待しつつ、書籍を探した。 有ったけれど、内容がGTK+2.0だった。 日本語情報が満載のWindowsに比べると、Linuxは英文を何とか読んで乗り越える時が多い。 しかし、スタートからサンプル無しの英文のみだと、さすがにハードルが高すぎる。 このページでは、素人が日本語情報を入手しながら、GTK+の使い方を学んで行き、 徐々にGUIなアプリを作る事を目的に、その過程をメモとして残して行きたい。 最終的には、「素人でも使えるGTK+3.0日本語マニュアル」に近付ければ幸いである。


GTK+3.0の導入

まずは、GTK+3.0をインストールする。端末から
sudo apt-get install libgtk-3-dev
と入力して、GTK+3.0のインストールに成功。当時のOSはUbuntu12.04だった。 さて、GTK+でどこまで学べるのか?
その前に、GTK+3.0が正常にインストールされているかチェックする。端末から
pkg-config --cflags gtk+-3.0
と入力すると、
-pthread -I/usr/include/gtk-3.0 -I/usr/include/atk-1.0 -I/usr/include/at-spi2-atk/2.0 -I/usr/include/pango-1.0 -I/usr/include/gio-unix-2.0/ -I/usr/include/cairo -I/usr/include/gdk-pixbuf-2.0 -I/usr/include/glib-2.0 -I/usr/lib/x86_64-linux-gnu/glib-2.0/include -I/usr/include/freetype2 -I/usr/include/pixman-1 -I/usr/include/libpng12
と出力された。GTK+を使うのに必要とされる物が列挙されているらしいが、このような表示が出れば、インストールに成功しているらしい。x86_64の文字列に、64bit時代の到来が感じられる。


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